音楽センスがなかったというか、私の幼少の頃の片寄った「稼いで何ぼ式」の義務教育では ココロにゆとりがないと弾けないキーボードプレイヤーにはそもそもなれなかったのだ。 だから今でも「猫踏んじゃった」すら弾けないというテイタラク。 これは弾くセンスがなかったのではなく弾くチャンスがなかっただけのこと。 そう言っておいてこう言うのも何だが、日本人というのは本当の意味で 大人のキーボードプレイヤーが少ないと思う。 学生気分に浸ったキーボードで自分の人生が変わると信じてるタイプと わずかな狂いさえ許さないという機械仕掛けのプロタイプはいるけどスイもアマイも弾きわけ 半歩下がってシャシャらない、それでいて要所要所に気を使うカッコイイ大人は見あたらない。 そういえば、子供の頃近くの町工場に1人はいたクワエタバコで油にまみれながら 一心不乱に機械をまわす高倉健みたいなカッコイイ大人は何処へ行ったんだろう。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。50年代後半から既にスタジオミュージシャンとして活躍してた彼。70年代には有名なシェルターレーベルを設立。フィービー・スノーなどを世に出した。Dr.Johnとは違った意味で、なんか近づきにくい奇才という感じかな。 この曲のK-PlayerはJimmy Webb。確かこの人は作曲家で有名じゃなかったかな。もちろんこの曲も彼の作品。このレコードには、他にNicky Hopkins・David Paich・Randy Newmanなどそうそうたるメンバーが参加している。うらやましいかぎりだ。この曲はなかったのでコッチでカンベン。 この曲のK-PlayerはMarvin Hamlisch。この人は全然知らない人。別にたいしたことヤッてる訳じゃないから知らなくていいんだけど。他にDavid Fosterなんかも出てる。余談だが、個人的にこういう声の女性に私は滅法弱いな。この曲はなかったのでコッチでカンベン。 この曲のK-PlayerはもちろんMichael McDonald。最近こういう感じの曲がほとんどないので、懐かしいというよりはむしろ新鮮な感じで聞けます。Doobieは基本がギターサウンドのバンド。私なんかソロになった彼がこういう感じの曲をもっと出すものと期待してたんだが、世の中そうウマクいかないみたいだ。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。プレイヤーとしての彼を特に取り上げるつもりはない。しかし曲はイイ。あの時代一世を風靡したといっても過言ではない。でも、そんな彼も後半は苦労したみたいだ。レコ−ド会社と離婚問題でズタズタになったみたいだ。この曲はそんな彼が久しぶりに出した「River of dream」(93年)に入っている。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。彼のことはBeatlsの「Get back」アビーロード・スタジオ屋上ライブに出てた人ぐらいにしか知られてないと思うけど、個人的にはスゴイ人の一言だな。昔、名前は忘れたがK-Player3人で作ったバンドや。ソロになってからも私なりには活躍してたと思っている。例えば「The way I am」(81年)なんか最高なんだけどまだCD化されてない。彼はもっと評価されてもいいんじゃないかな。このままいなくなってしまうのはもったいない。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。あの頃、ちょっとクセモンのシンガーのレコードには必ずと言っていいぐらい彼の名前があった。何曲・何人とヤッたのかきっと彼も忘れてしまっているに違いない。それぐらいスゴかった。この曲の入ったLP「City lights」(78年)には死んだRichrd Teeや Neal Lasenなんかも入っている。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。今、彼みたいなタイプのシンガー&プレイヤーはほとんどいない。時代だと言ってしまえばそれまでだが。なんか寂しいな。電気・機械に頼らず気持ちをそのままブツケル彼のような人が私は好きだな。 この曲のK-Playerはクレジットがないから誰だか分からない。でもこの曲はRandy Newmanの曲。こういう曲を作らしたら彼にカナウ人はいないな。 この曲のK-PlayerはもちろんDonald Fagan。彼等もDoobieとは違った意味で一世を風靡した。しかしDoobieの換わりのバンドは見つかっても、彼等の換わりはなかったな。それぐらい斬新で画期的なバンドだったと今でも私は思っている。でも贅沢なバンドだ、なんせMichael McDonaldがコーラスとしてしか参加してないんだから。 この曲のK-PlayerはRoger Kellaway。この人は私は知らない。Dannyは70年代前半、雨後のタケノコの様に出てきたS&SWの一人なんだが、私は結構彼をカッテいる。ヒット曲はほとんどないと言っていいんだが、何か彼の曲にはヒカレルものがある。この曲はなかったのでコッチでカンベン。 この曲のK-PlayerはBurt Bacharach。しかし、このElvisという人はなんか得体の知れない人だな。どうして彼がバカラックとクッつくのか。そこんトコロがなにかしっくりこないな。 この曲のK-Playerは誰か分からない。この人も埋もれてしまったが、あの頃は結構聴いていた。この曲は彼女と3曲目のCarolとの競作。そう言われるとなんか分かるような気がする。今頃どうしているのかな。きっと人の嫁さんだと思うが気にかかる。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。この曲は彼の曲の中でも全然無名。でもこういう曲をヤラせたら、彼の右に出る者はいないな。なんか物語を感じるというか、詩情があるというか、日本人には絶対作れない曲だな。当然日本での評価は低いが。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。Bluesの世界でピアノと言えば、まず彼のことが浮かんでくる。それぐらい有名な人。でも、B.B.やバディー・ガイなんかに比べると全然無名。やっぱりBluesにおいてはK-Playerはワキ役に甘んじるしかないんかな。この曲はなかったのでコッチでカンベン。 この曲のK-Playerはもちろん彼自身。唯一この曲だけ歌がない。基本的に歌のない曲は入れないつもりだったが、やっぱり彼は外せないな。私は昔からJazzは聴かない。あのシタリ顔の感じがだめだ。でも唯一聴いていたのがクルセダース。ナンカひっかかったんだな私には。特にJoeのピアノが好きだった。今聴いてもやっぱり新鮮だ。 こうして聴いてみると何だか似た感じの曲ばっかりになってしまった。 私自身がそういう趣味なのか、はたまたキーボードの曲はこういうのが多いのか、 定かではないがやっぱりこの手の曲は歌がない方が格段にいいのではないだろうか。 それではまたのココロだジャン! 「Little Criminals」。大人のキーボードが聞けます。私のお薦めなのだ。
by tomhana193
| 2005-12-20 11:50
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人生の御負け
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